【決算チェック】キユーピーとアヲハタ

3月に入ったら、12月本決算で話題の会社をいろいろ取り上げたいと思っていたのですが、決算は発表されても、株主総会での承認が終わるまではEDINETにXBRLデータが公開されないようなので、今回は11月決算の会社を取り上げてみます。11月決算の会社は数も少なく、その中から日頃お馴染みの会社、キユーピーとアヲハタにしてみました。この2社の規模は全く違いますが、決算書にマヨネーズとジャムの違いは表れるものでしょうか?

まずは、2018年11月期本決算の貸借対照表から。

2018年11月期 キユーピーとアヲハタのBS推移

多少の変化はありますが、どちらも純資産比率が高めで安定しています。流動比率は、アヲハタの方が良さそうに見えますが、棚卸資産の比率がアヲハタの方が多いこともあり、当座比率ではそれ程でもありません。棚卸資産については後ほど触れます。次は営業損益。

2018年11月期 キユーピーとアヲハタのPL推移

直近の2018年11月期は、どちらも微増。キャッシュ・フローも可視化してみます。

2018年11月期 キユーピーとアヲハタのCF推移

次は、各種利益率。

2018年11月期 キユーピーとアヲハタの利益率推移

なんとなく似ているようなそうでもないような。アヲハタは、売上は伸びていませんが利益率は改善傾向のようです。次は、棚卸資産回転期間です。

2018年11月期 キユーピーとアヲハタの棚卸資産回転日数推移

棚卸資産回転日数では、随分差があります。アヲハタは、売上に対して棚卸資産が大きく、中でも原材料及び貯蔵品の割合が大きくなっています。ジャムの原材料となる果物は一年中取れるものではないためではと勝手に想像しています。ただ、2016年度から回転日数が伸びているのは若干気になるところです。

当初この2社の財務諸表チャートを使い、棚卸資産の比率や回転日数をネタにして、どちらがキユーピーでどちらがアヲハタかの問題を作ろうと思ったのですが、キユーピーは、取り扱っている商品も多くマヨネーズだけで語れるはずもないのでやめました。

今回は、11月決算の食料品関連2社を取り上げてみました。日常的な食料品でがっちりとシェアを持つ会社は強く、いたって安定しているという印象です。

12月決算の会社の株主総会もそろそろ行われる頃で、来週、再来週あたりからここでも取り上げてみたいと思います。

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