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【コラム】EDINETとEDGAR(1) XBRLの登録時期

XBRLの代表的なリポジトリとしては、日本の金融庁のEDINET、米国SECのEDGARがあります。各社の本決算のXBRLは、決算月の翌月以降に登録されますが、日本と米国では登録時期にかなり開きがあります。

米国の会社が本決算のXBRLを登録するのは、決算発表とほぼ同時であるのに対して、日本の会社がXBRLを登録するのは、決算発表を経て、更にその翌月以降に開催される株主総会終了後です。

決算発表自体も米国の会社が1ヶ月程度に対して、日本の会社は1ヶ月半程かかっています。日本の会社の株主総会は、通常決算月から3ヶ月目の中旬から月末にかけてですから、XBRL登録時期は、米国の会社と比べて2ヶ月以上遅れています。

12月決算のFANGを例に取ると、XBRLの登録時期はFacebookが1月31日、Amazonが2月1日、Netflixが1月29日、Google(Alphabet)が2月5日となっています。一方日本では、3月決算のトヨタ自動車のXBRLが昨年EDINETで公開されたのは6月25日、ソフトバンクが6月21日、ソニーが6月19日。日本の会社ではこれでも早い方で、遅いところは7月に入ってからXBRLが登録されています。決算情報がデータとして分析できるのが、新年度も第二四半期に入った頃になるというのでは鮮度も落ちてしまいます。日本も米国と同様に決算発表と同時に登録されれば、日米の差は2週間程度で収まるのですが、日本のXBRLリポジトリはとても残念な状況です。仮に株主総会で否決されても、訂正データを登録すればいいわけですし、実際EDINETでもEDGARでも一旦登録されたXBRLの差し替えは結構あります。

今回は、日本と米国のXBRLの登録時期について書いてみました。今後は両国のXBRLの中身についても取り上げてみたいと思います。XBRL自体は同じ規格がベースになっていますが、実際にそれらを処理するコードを書いていると、実装レベルでは随分違いがあるのがわかります。そうした開発の過程で気づいた瑣末なこともコラムとして取り上げてみたいと思います。

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