四半期決算のXBRLにも対応してみる。

このブログではこれまで、EDINETやEDGARのXBRLから展開した財務諸表チャートをご紹介してきましたが、本決算のみの対応となっていました。しかし、本決算のみだとタイムリーな話題を取り上げようとしても、決算期の時期によっては一年以上前の数字になってしまいます。

そこで、コンテンツの幅を広げるためにも、各社が提出している四半期決算のXBRLにも対応してみることにしました。それなりの作業量も覚悟していたのですが、実際に四半期決算のXBRLを分析してみたところ、本決算と四半期決算のXBRLの違いは、リンクベースのrole名と文書実体のcontext名が違う程度であることがわかったため、意外に短時間で対応できました。

初回としてどの会社を取り上げようかと思ったのですが、ちょうど今何かと話題のレオパレス21の第3四半期のXBRLが、本日付でEDINETに登録されていたので、第1四半期からのXBRLと合わせてチャート化してみました。以下は、貸借対照表と営業損益です。なお、キャッシュ・フロー計算書は、XBRLには含まれていませんでした。現在レオパレス21は施工不良問題で、2日連続のストップ安となっていますが、このデータは12月までの数字ですので、先週来の問題の影響は本決算まで待つことになります。

レオパレス21 2019年3月期第3四半期 貸借対照表及び営業損益

貸借対照表では、純資産比率が期初から20%以上落ちています。更に第3四半期に入って流動負債が流動資産を上回わり、流動比率も1.0を割っています。第3四半期に激増した「補修工事関連損失引当金」約420億円の影響が大きいようです。営業損益のチャートでは、特に異変はないように見えますが、各段階の利益もチャートにしてみます。

レオパレス21 2019年3月期 第3四半期の各段階利益

四半期の経過とともに、粗利、営業利益率とも減少しています。更に営業利益以降の特別損失のため最終は純損失となっています。先週公表された施工不良問題も波紋を広げており、3月本決算に向け、更に厳しい状況が続きそうです。

今回、初めて四半期決算のXBRLをチャートに展開してみました。処理的には特に問題はありませんでしたが、この記事を書きながら、四半期決算の特徴を捉えるような工夫も必要な気がしてきました。まだ突貫工事で書いた荒いコードなので、今後段階的に見直していくつもりです。

今週から本格的に、12月期の会社の本決算や四半期決算が出てきます。とりあえず四半期決算のXBRLにも対応できるようになりましたし、何か話題の会社などあれば適宜取り上げていきたいと思います。

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