【決算チェック】B-R サーティワンアイスクリーム(日本法人)

2018年12月決算会社のXBRLの提出もまだこれからですが、本日も数社上がっていたのでその中からサーティワンアイスクリームの日本法人を取り上げて見たいと思います。ちなみに社名についている「B-R」は何だろうと思って調べて見たら、2人の創業者のイニシャルのようです。糖質が気になる年頃なので、個人的にはあまり利用したことはありませんが、身近なおやつ系外食の財務諸表には興味があります。まずは基本3諸表から。チャートは、非連結決算になっていますが、連結決算がないためです。

B-R サーティワンアイスクリーム 2018年12月期

サーティワンアイスクリームは、フランチャイズ展開していることもあって、損益計算書では、製品売上高、ロイヤリティ、店舗設備賃貸収入と売上の構成も開示されています。IRによると、年度末店舗数は1,165店、前年度比9店舗減となっていますが、BS, PLとも大きな変化はなく至って安定しています。少子高齢化の中では、国内のアイスクリームの需要が大きく伸びていくとも考えにくいですし、業績的にも現状維持と言った感じです。次は、各段階利益率。

B-R サーティワンアイスクリーム 各段階利益(2018年12月期)

売上総利益率、いわゆる粗利率は50%弱。営業利益率で2%台で推移しています。アイスクリームは、原材料が高めなのか、外食にしては利益率が若干低めな印象です。次は棚卸資産の状況。

B-R サーティワンアイスクリーム 棚卸資産回転日数(2018年12月期)

BS、PL同様、棚卸資産回転日数もほぼ横這いで安定しています。

以上どのチャートを見ても、サーティワンアイスクリームの業績はいたって安定して推移している感じです。同じ外食系で12月決算の会社に、銀だこのホットランドがあるので、2社比較の記事にしようと思ったのですが、ホットランドのXBRLは3月末ごろになりそうなので、その時にまた検討したいと思います。

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